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人とのつながりを深める!子どもの感情知能を育む方法

感情知能

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AI時代に向けて子どもに必要なスキルと
土台作りのお手伝い

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目次

人とのつながりを深める!子どもの感情知能を育む方

 感情知能(EQ)は、子どもが自分や他者の感情を理解し、それをうまく管理するための大切なスキルです。

 AIが進化する時代でも、感情知能は人とのつながりを深め、豊かなコミュニケーションを築くために欠かせません。

 感情知能を持つ子どもは、自分の気持ちをしっかりと理解し、他の人とのコミュニケーションもうまくなり、ストレスにも上手に対処できるようになります。

 では、どのようにして子どもの感情知能を育てることができるでしょうか?

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 IQ(知能指数)が頭の良さを表すのに対して、感情知能は、友達と仲良くする力や、イライラした時に冷静になる力を示します。

 最近の研究でも、感情知能がとても大切だということがわかっていて、学校や仕事でもこの力を伸ばすためのトレーニングが行われています。

 感情知能(Emotional Intelligence, EQ)は、1990年代からみんなが注目するようになった考え方です。
 特にダニエル・ゴールマンという心理学の先生が1995年に書いた『Emotional Intelligence』という本で、たくさんの人が知るようになりました。
 この本のおかげで、感情知能という言葉が広まり、学校や仕事の場でも大事なものとして考えられるようになりました。

感情を認識し、名前をつける ―自分の気持ちを言葉で表現しよう―

 まず、自分が感じている感情を認識し、その感情に名前をつけることから始めます。

 子どもが「今日はなんだかモヤモヤしてる」と言ってきたら、「それって悲しいのかな?それとも怒ってるのかな?」と問いかけてみましょう。

 こうして、子どもが自分の気持ちを言葉にすることで、感情をうまく理解し、整理する習慣が身についていきます。日常の会話の中で「今どんな気持ち?」と聞くことで、感情を認識し、表現するスキルが自然と育まれていくのです。

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 「今日はどんな1日だった?」と聞くだけで、子どもと気持ちを共有するきっかけになりますね。

感情を表現するスキルを教える ―感情を適切に伝える方法を学ぼう―

 感情を認識したら、それを適切に表現する方法を教えることが大切です。

 例えば、子どもが「友達に腹が立った」と話したとき、「その時どう感じたの?」と聞きながら、「怒ったときは、どうやって気持ちを伝えればいいかな?」と一緒に考えてみましょう。

 感情を冷静に伝えるスキルを身につけることで、他者との誤解や衝突を避け、より良い人間関係を築けるようになります。感情を言葉にして適切に表現することは、家庭や学校でのコミュニケーションにおいて非常に重要です。

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 保護者自身もお手本となって、感情を表現する例を示してあげることが大切ですね。

共感力を育む ―他の人の気持ちを考える力を養おう―

 感情知能には、他の人の感情を理解し、共感する力も含まれます。

 例えば、家族や友達がどんな気持ちかを一緒に考える時間を持つことで、子どもの共感力は高まります。物語や映画の登場人物がどのように感じているのかを話し合ったり、「友達が困っているとき、君ならどうする?」と問いかけることで、子どもは他者の感情に敏感になり、思いやりを持つようになります。

 困っている友達を助けたり、感謝の気持ちを伝えることを通じて、共感力はさらに深まっていきます。

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 「もし自分が同じ立場だったら、どう思うかな?」と問いかけるといいですね。

感情の自己管理を促す ―自分の気持ちをうまくコントロールする力をつけよう―

 感情知能のもう一つの大切な側面は、自分の感情をコントロールする力です。

 ストレスを感じたり、感情が高ぶったときには、深呼吸やリラックスする時間を持つことが役立ちます。親が感情を上手にコントロールしている姿を見せることも、子どもにとって良いお手本となります。

 感情の管理方法を学ぶことで、子どもは日常生活の中でストレスや困難に対処する力を身につけていきます。

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 小さいうちから、深呼吸をする習慣をつけるといいですね。

ポジティブな感情を強化する ―喜びや感謝の気持ちを育てよう―

 感情知能を高めるためには、ポジティブな感情を育てることも重要です。

 誰かを助けたり、良い行いをしたときには、その行動をしっかりと認め、褒めることで、子どもはポジティブな感情を強く感じるようになります。

 また、毎日の終わりに「今日一番嬉しかったことは何?」と聞いてみることで、子どもは日々のポジティブな経験に目を向ける習慣が身につきます。感謝の気持ちを言葉にすることで、ポジティブな感情がさらに強化され、感情知能が育まれていきます。

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 寝る前に「今日嬉しかったこと教えて!」と小さいことでもいいので、ポジティブな気持ちをシェアして、入眠できるといいですね。

 感情知能は、AI時代でも人と人とのつながりを深めるために欠かせないスキルです。

 子どもたちが自分の感情を理解し、それを適切に表現し、他者の気持ちに共感しながら自己管理する力を育てることで、豊かな人間関係を築くことができます。

 日々の生活の中で、感情を大切にし、子どもたちの感情知能を高めるためのサポートをしていきましょう。

まとめ:感情知能は、感情を理解し、適切に表現し、共感しながら自己管理する力で育まれる

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 最後までお読みいただきありがとうございました。
 私の発信が少しでもお役にたてると嬉しく思います。

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